こんな疑問に、高卒から無職を経由して未経験からエンジニアになった私が回答していきます。
- 高卒でもエンジニアの人はたくさんいます。
- 高卒だと、ではなく、でも、厳しいです。
- 高卒エンジニアが出世できないことはありません。
詳細については続きをご覧ください。
私の経歴については以下からご覧ください。(実は大学中退ですとか、幼少期からPC触ってたとかではありませんので)
×高卒が厳しい → 〇未経験が厳しい
ITエンジニアの業界では学歴は全く関係なく、実力主義の世界です。
もちろん、コンピュータサイエンスやプログラミング関連の授業を受けていたとあれば優遇されることはありますが、就職・転職するときだけです。
入社後の評価は実力が見られるので、過去の経歴が足を引っ張ることはないと思ってよいです。
実力主義のため、就職・転職する場合にも実力があるかどうかが重視されます。
例えば、エンジニアを採用する企業の目線に立った時、未経験の採用で複数候補者がいたとすると、最終的には学歴から採用する人材を選ぶことは当然あり得ます。
実力が伸びる可能性があるのは自主的に学習し大学に通ったという結果を残した人物の方が信用できるからです。
(企業によって考え方は変わるので、若いという理由の方が優遇される可能性もあります。)
そのため、学歴よりも提示できる能力を提示する必要があります。
高卒だと理想の企業に入社するのが厳しい
なんだ高卒でエンジニア厳しくないじゃん!と思うかもしれませんが、言い方を変えると「仕事をえらばなければ」厳しくない。というニュアンスになります。
世の中のエンジニア志望には以下の種類がいると思ってください。
- エンジニアを経験している転職者
- コンピューターサイエンスを専攻している大卒
- 別の科目を専攻している大卒
- 未経験の大卒転職者
- 未経験の高卒転職者
誰もがうらやむような企業は上から順番に採用されていきます。(エンジニアに限った話ではありません。厳しいですがこれは社会の構図です)
世に出ているエンジニアの仕事のイメージは、一部の大企業の広告がほとんどだと思います。
今持っているエンジニアのイメージと実際のエンジニアの仕事内容の認識合わせはしっかり行ったほうが良いです。
高卒がエンジニアに就職・転職する戦略
若さで売る
18~22歳限定ですが、年齢だけのアドバンテージで理想の企業を狙えることは大いにあり得ます。エンジニアは学習することが必要不可欠なため、呑み込みの早い若年層はそれだけで有利になります。
ただし、もちろんですが若いだけでなにもしなくてよいということではありません。
それなりに事前知識を持っていることが大切です。(短期間で独学で知識を得たアピールもできればなおよいでしょう。)
※20~22歳は専門学生がライバルにいることを忘れずに。
経験で売る
先述しましたが、企業が採用する一番優先度が高いのが経験者です。そのため、仕事は選ばずに短期間でも何かしらの業務経験を得ているだけで、企業から見た時の魅力は上がります。
そして、経験というのはエンジニアだけではないです。他の業種の経験も利点となります。
エンジニアの仕事のほとんどは問題の解決です。そのなかでも多いのが業務改善です。他の業種のリアルな業務内容を知っているだけで顧客が求めるものに近いシステムを作ることができるため、異業種を経験しているエンジニアは貴重です。
まとめ
高卒エンジニアの厳しい現実について書きました。
いろんな事情で高卒になる人がいます。私もそうでしたが、どこかで頑張らないといけないタイミングは来ます。
重要なのでどこで頑張って、どこで頑張らないかなので、ちょっと頑張ってエンジニアの世界に入ってみるのか、はたまた別の業種に行ってみるのか、選べばいいと思います。
お互い厳しい社会をぬるぬると生きていきましょう…!
ここまでご覧いただきありがとうございました!