悪質な転職エージェント見極め方!複数登録でリスク回避!

転職エージェントは転職活動を手助けしてくれる強力な味方です。

しかし、残念なことに中には自身の利益を優先して求職者を食い物にする悪質な転職エージェントがいます。

この記事では悪質な転職エージェントの見極め方と、対して、良質な転職エージェントと出会う方法についてまとめます。

転職エージェントとは

転職エージェントとは求職者と企業の間で、転職に関連した業務を代行する職業です。

成功報酬として、企業に転職が決まってから一定の期間が経った後にお金を受け取ります。求職者から金銭のやり取りは発生しません。

企業の求める人材と、求職者の希望を把握し、それぞれを結びつけるのが転職エージェントの業務です。

また時には、企業と求職者に対して相談を受け、提案をすることもあります。

悪質な転職エージェント

悪質な転職エージェントは、とにかくノルマを達成するために、誰でもいいから人材を求めている会社と求職者を結びつけようとします。

企業については報酬しか興味がなく、どのような企業か把握していません。

利益率と回転率を最大限にするために、求職者を誘導尋問し、報酬の高くて採用率の高い会社を紹介します。

良質な転職エージェント

良質な転職エージェントは、企業と求職者がwin-winになるように行動しています。

企業の内情を把握しており、それに対してどのような人材を求めているのかを考え、行動します。

求職者へは、ヒアリングを通してどのような企業を探しているのか聞き出し、提案します。

時には自分の専門外であれば他のエージェントを紹介することもあります。

全体の満足度が高くなると結果的に評価につながることを理解しているのが良質な転職エージェントです。

転職エージェントの見極め方

転職エージェントを見極める方法ですが、まずは使おうとしている転職エージェントの会社名で検索することが有効です。

Googlemapの評判も有効ですし、「企業名 評判」などで調べると内部からの声も見ることができます。

それらをみて総合的に判断して、話を聞くだけならいいと言う心持ちで挑みましょう。

以下にそれぞれの転職エージェントの見極め方を記載します。

悪質な転職エージェントの見極め方

悪質な転職エージェントの見極め方は次の通りです。

  • 誘導尋問をしてこないか?

何度もこちらの話を否定してきたり、話を遮るような素振りがあれば、悪質な転職エージェントの可能性が高いです。
例えば、有給取得率の話をしたら、「有給を簡単に取れる企業なんてありません」と言ったり、こちらの話を遮って「〜と言うことですよね?じゃあこの企業です」と話を進めてくるようであれば怪しいです。

  • 企業をゴリ押ししてこないか?

こちらの希望と関係ない企業を紹介してくる場合は、利益率のいい企業を紹介している悪質な転職エージェントである場合があります。

  • 自分の希望を覚えているか?

悪質な転職エージェントはノルマのことしか考えていないため、求職者が話していることを覚えていません。
そのため、タイミングをみて、覚えているかどうか確認すると答えられないため、そこで判断することができます。

良質な転職エージェントの見極め方

良質な転職エージェントは話していてとても気持ちがいいのですぐにわかりますが、一応参考として記載しておきます見極め方は次の通りです。

  • 話を最後までしっかり聞いてくれる

良質な転職エージェントは話を最後まで聞いてくれます。そして最後に「こう言うことでしょうか?」と聞いてくれます。そうして求職者の考えの把握に努めてくれます。

  • フォローをしてくれる

面談の後や、提案した企業について、どう思ってるかを確認してくれます。そうして求職者の考えとエージェントの考えが一致しているかどうかを把握してくれます。

  • 提案してくれる

ヒアリングを通して求職者の考えを整理して、本質的な話をしてくれるのも良質な転職エージェントの特徴です。

悪質な転職エージェントと出会ってしまった場合は?

悪質な転職エージェントに当たってしまった場合、面談の場合は早々に切り上げましょう。理由は急用ができたなどと嘘で構いません。その後放置しておいても良いですし、連絡がしつこくくる場合は退会を申し出ましょう。

通常はスムーズに行きますが、中には暴言を吐くような悪質な転職エージェントもいます。それでも怖がらず、企業のHPから報告するか、犯罪なので警察に通報しましょう。

転職の成功率をもっと上げるために

転職の成功率を上げるため、複数の転職エージェントを同時に登録することもできます。

病院で言うところのセカンドオピニオンみたいなものです。それで複数人の良質な転職エージェントと出会えると儲けものです。

面談の最初に複数登録している旨を宣言すると、それだけで悪質な転職エージェントへの牽制にもなりますので、そう言った意味でも効果的です。

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