突然ですが、近場に美味しいご飯屋さんがないかどうか調べる時、Googleでどのように検索しますか?
「地名 人気 レストラン」や「地名 おすすめ ご飯屋さん」などではないでしょうか?
では、プログラミングをしていたりパソコンを触っていたりした場合に、長い英語でエラーが出たらどうやって調べますか?
どうやって調べるかわからなくなりませんか?なぜそうなるのかというと、課題設定ができていないからなんです。
目次
ググり力の正体
冒頭でも記載しましたが、ググり力の正体は課題設定です。
「美味しいご飯屋さんに行きたい」という目的を設定し、近くにいいご飯屋さんがあるのではないか?という仮説を立てて、その仮説が正しいかどうかをGoogleで実証する。
私生活で何気なくできる行為が、プログラミングやパソコンなどの仕事のことになるとわからなくなります。
思い出してみて欲しいのですが、その仕事、自分がやりたくてやっていないのでは無いですか?
何が言いたいかというと、ググり方が分からないとはどういう状態か言語化すると、その仕事の目的が具体的でないため、何を調べればよいかわからなくなっている状態になります。
プログラミングをしていて、よくあるのが「自分が何が分からないかわからない」という状態ですが、これはまさにググり方が分からない状態ですね。
ググり力を上げる方法
ググり力の正体が分かったところで、さっそくどうすればググり力を上げられるのか?どうすればぐぐり方のコツをつかめるのか?お伝えします。
目的を決める
まずは目的を再確認しましょう。目的とはその場面で変わるものです。最終的にやりたい目的はAだが、そのためにはBを達成する必要があるため、今の目的はBになる。といった場合があります。
具体例としては、おいしいお店に行くため(最終的な目的)のバスにどうやって乗るか(今の目的)
プログラミングでエラーが出た場合はシンプルにエラーを直すことが目的になりますが、場合によってはそもそも何がしたいのかを目的として設定したほうが良い場合もあります。
目的を達成するために何ができればよいのかを考える。
目的を達成するためには、何ができればいいのか何が分かればいいのかを整理します。
例えば、バスに乗るには何時に停車するのか?金額はいくら用意すればよいか?ICカードは対応しているか?などになります。
エラーが出た場合まずはどういったエラーかを調べ、このエラーを直すためには何を達成すれば解決できるのかを考えるための参考になる情報を探します。(新たな目的になりますね。)
やるべきことに対して仮説をたてる
何ができればよいのかがリストアップできたら、最後にそれぞれ仮説をたてます。どうすればそれを解決できるのか?その仮説の内容が、Googleで検索する内容となります。
エラーメッセージがデータベースという文字があった場合、データベースと記載しているプログラムが重なって起きているのでは?「データベース 記載したプログラム」で検索といった感じです。
ググり力アップを手助けする検索機能
プログラミングなどでエラーが出た際にたまーに私が使う検索文字をご紹介します。
アスタリスク(*)
アスタリスクはワイルドカードです。エラーメッセージは100パーセント同じ文字じゃない場合がありますので、数値や環境依存っぽい文言がありそうなら、その部分をアスタリスクにして検索します。
引用符(””)
検索したい文字が英語文字が多い場合、日本語なら文章がくっついていますが、英語は文章にスペースが入ってしまうため、意図した検索ができないことがあります。そんな文章のかたまりに引用符を利用すると、その文章事態で検索してくれるようになります。